伺的 Advent Calendar 2022、11日の記事です。
昨日のDonさんの記事に続きましてろすえんがお送りします。
目次
この記事の主旨
- MS ゴシック以外にも色々なフォントがあります
- バルーンを作るのは楽しいですね(※個人差があります)
序
多くのゴーストさんは、トークなどでバルーンへ文字を出しますね。
そういう大事な要素の内のひとつであるバルーンを、SSPデフォルト+以外に変えたことはありますか?
「ゴーストごとにデザインが変わったりすると目を慣らすのに時間がかかる」という方(例:私)にはごめんなさい。
SSPデフォルト+は見易いですが、それ以外にも数多あるバルーンからゴーストに合うものを探すのは楽しいです。
また、雰囲気の合うバルーンでゴーストのお喋りを聞くのもオツなものです。
プラグイン『BalloonSelector』があれば、バルーンを沢山導入していても、効率的に探すことができますね。
しかし、高解像度のディスプレイや近眼などの環境下では、多くの(?)バルーンで指定されている、MS ゴシックの9Ptの大きさでは辛い時もあるのです(例:私)。
SSPの設定を変えて、バルーンだけ拡大したり、バルーンフォント設定上書きで強制的に変更することもできます。
いっそ自作するのも楽しいですね。(拙著解説記事宣伝)
さてその場合、フォントは何に指定しましょうか?
ビットマップフォントとアウトラインフォント
まず、フォントの2つの分別について軽く紹介します。
ビットマップフォントを指定したい事情が特にない場合、アウトラインフォントを私はおすすめします。
ビットマップフォントって?
ビットマップフォントは、字体がドット(ラスター)で描かれているフォントです。
データ量が小さく、処理速度(描画にかかる時間など)も速い、などの特徴があります。
MS ゴシックの斜体はジャギって悲しい見栄えになります(※個人の感想)。
個人的おすすめフォント
「BIZ UD」は、フォントで有名なモリサワという企業が、様々な方の読みやすいユニバーサルデザイン(UD)をコンセプトに開発した書体です。
明朝体(格調高くカッチリした感じ)とゴシック体(装飾が少ない)の両方があり、等幅フォント(文字の横幅が一定、SSPデフォルト+と一緒)とプロポーショナルフォント(文字によって横幅が違う、書体名に「P」の付いている場合が多い)もそれぞれあります。
Windows10以降には標準搭載されているようです。
Google Fontsからなら登録・ログイン不要で入手できます。
また、Google Fontsでは他にも様々なフォントが配布されています。
(Googleの回し者ではないのですが、プレビューが楽なので)
バルーンでフォントを指定する時の話
小技を2つ紹介します。
バルーンにフォントを同梱できる(規約をよく読むこと)
SSPのみ、バルーンのフォルダに置いたフォントファイルも指定可能です。
インターネット環境のないユーザさんにデータを配布する時などにいいかもしれません。
自分以外が権利を持つフォントの含まれたバルーンを配布したい場合、フォントの利用規約をよく読み、ソフトウェア等への同梱配布(暗号化なし)が可能かどうかを確認してください。
ダメであれば、入手できるURLをreadmeに書くなどして、ユーザさん各位にダウンロードしてもらってください。
結
文字にもこだわってみたい、デザイン以外にも読みやすさはあってほしい(私の願望)という話でした。
次回予告
明日12日はにはちびっとさんが担当されます。よろしくお願いします。→記事
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